資産運用ツールをリリースしました。
積立投資や資産運用の運用結果がシミュレーションできるツールをリリースしました。
ライフプランニング(マネープランニング)を行う上で、積立投資や資産運用は欠かせません。30歳や40歳から積立投資を始めれば定年を迎えるまでに20年以上あるので、十分な老後資金を準備することができます。
短期間に大きな利益を得ようとする場合、リスクのある商品に投資しなければならず、ほとんどの人が失敗して損をします。
20年や30年の長期間なら優れた才能がなくても大きな利益を上げることができます。新NISAが始まったことで、誰でも手軽に非課税で長期間の積立投資ができるようになりました。
積立投資のメリットは、銘柄の分散と時間の分散ができることです。オルカンやS&P500、日経平均などのインデックスファンドを購入することで銘柄が分散できます。毎月少しずつ積み立てることで時間が分散できます。
積立投資シミュレーション
![](https://www.albino.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/01-4.png)
積立投資ツールは、NISAのつみたて投資枠や成長投資枠の運用結果がシミュレーションできます。NISAだけではなく、投資信託などの積立投資にも利用できます。
毎月の積立額、想定利回り、運用期間を入力して運用結果を計算します。目標金額、想定利回り、運用期間を入力して、目標金額を達成するために必要な毎月の積立額を計算することもできます。
積立投資は複利運用されるため、単純に積立額に利回りを掛けても正しい運用結果が算出できません。計算ツールでは年1回の複利で計算しています。
利回り5%で積み立てたときの運用期間ごとの運用結果は以下のようになります。
積立額 | 10年 | 20年 | 30年 |
---|---|---|---|
1万円 | 1,552,823円 | 4,110,337円 | 8,322,586円 |
2万円 | 3,105,646円 | 8,220,673円 | 16,645,173円 |
3万円 | 4,658,468円 | 12,331,010円 | 24,967,759円 |
4万円 | 6,211,291円 | 16,441,347円 | 33,290,345円 |
5万円 | 7,764,114円 | 20,551,683円 | 41,612,932円 |
資産運用シミュレーション
![](https://www.albino.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/02-4.png)
資産運用シミュレーションは、運用資金から運用結果が計算できるツールです。目標金額から必要資金を計算することもできます。
まとまった資金を用意できる人は、株式投資や投資信託などを購入して、大きな利益を獲得できる可能性があります。
一気に大きな資金を入れるメリットは、短期間で大きな利益が得られることです。積立投資では、資金が貯まるまでは大きな利益が得られません。
ただし、時間の分散ができないため、購入直後に相場が暴落すると大損する可能性もあります。オルカンやS&P500などのインデックスを購入したとしても、年間10%以上の損失が出ることもあります。
老後資金を作るのであれば積立投資をおすすめしますが、60代以降で積立投資をしても老後まで時間がないので、資金が作れません。50代前半なら毎月の積立額を5万円や10万円にすることで、ギリギリ間に合います。
60代からの資産運用で大きな利益を上げるには、どうしてもリスクを取る必要が出てきます。その結果、損失を出したら本末転倒なので、60代から大きな利益を上げるのは諦めた方がよいかもしれません。国債やネット銀行の定期預金のような元本保証の金融商品を購入するのがよいと思います。
利回り5%で積み立てたときの運用期間ごとの運用結果は以下のようになります。
運用資金 | 10年 | 20年 | 30年 |
---|---|---|---|
100万円 | 1,628,895円 | 2,653,298円 | 4,321,942円 |
200万円 | 3,257,789円 | 5,306,595円 | 8,643,885円 |
300万円 | 4,886,684円 | 7,959,893円 | 12,965,827円 |
400万円 | 6,515,579円 | 10,613,191円 | 17,287,770円 |
500万円 | 8,144,473円 | 13,266,489円 | 21,609,712円 |
複利計算ツール
![](https://www.albino.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/04.png)
複利計算ツールは、複利計算と単利計算がシミュレーションできます。
基本的には積立投資ツールと同じものですが、複利と単利の運用差がわかるようにしています。
元金が大きいほど、運用期間が長いほど、複利の効果は大きくなります。
20年間、年率5%で計算した時の複利と単利の差は以下のようになります。
元金 | 複利 | 単利 |
---|---|---|
10万円 | 265,330円 | 200,000円 |
20万円 | 530,660円 | 400,000円 |
30万円 | 795,989円 | 600,000円 |
40万円 | 1,061,319円 | 800,000円 |
50万円 | 1,326,649円 | 1,000,000円 |
20年間、年率8%で計算した時の複利と単利の差は以下のようになります。
元金 | 複利 | 単利 |
---|---|---|
10万円 | 466,096円 | 260,000円 |
20万円 | 932,191円 | 520,000円 |
30万円 | 1,398,287円 | 780,000円 |
40万円 | 1,864,383円 | 1,040,000円 |
50万円 | 2,330,479円 | 1,300,000円 |
インフレ計算ツール
![](https://www.albino.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/03-2.png)
インフレ計算ツールは、現在の価格とインフレ率から将来の価格や元本の実質的価値がシミュレーションできます。
30年間デフレが続いた日本ですが、2022年頃から待ちに待ったインフレ時代に突入しました。インフレやデフレは外部からコントロールできるものではないため、一定期間はインフレが続くことが予想されます。
銀行の預金金利や住宅ローンの金利も上がってきました。大企業の給与水準も上がり、本格的に景気が良くなれば中小企業の給与も上がっていきます。
現在の価格が1万円の商品が、インフレによっていくらになるのかを計算してみます。
平均インフレ率 | 5年 | 10年 | 15年 |
---|---|---|---|
1.0% | 10,510円 | 11,046円 | 11,609円 |
1.5% | 10,772円 | 11,605円 | 12,502円 |
2.0% | 11,040円 | 12,189円 | 13,458円 |
2.5% | 11,314円 | 12,800円 | 14,482円 |
3.0% | 11,592円 | 13,439円 | 15,579円 |